なめ朗でやんす!ゲーム【ネバーエンディング ナイトメア】製作者の鬱&強迫性障害の経験から作られたエドワード・ゴーリータッチのホラゲー
悪夢から醒めても悪夢をひたすら続けていく謎だらけのゲーム。
1,500円というのもあり自分で出来る謎解き要素は殆ど無いのだが、故に考察の余地がひたすらちりばめられていて面白い。
たまに出てくる化け物は以前プレイした返校と同じ感じで、箪笥に入ったり動かなかったり目線を合わせなかったりすることで回避出来る。
死んで部屋に戻されても部屋のドアが死直前の廊下に繋がってくれるから、恐れず新しい化け物の回避の仕方を試せるのがやり易い。
ひたすら扉を開けて進んでいくと物語も進むので、マッピング能力が低くてもサクサクいけるのも有難ポイント。
個人的には絵柄は勿論のこと音楽が素晴らしくタイプ。
主人公の呼吸音とBGMが不協和音の権化なので、ただ歩いてるだけなのに妙に落ち着かない、心許ない気持ちにさせてくれる。
素面でやると気が滅入るので呑みながらやることに決めたくらい。
逆に音量下げると一気に進みやすくなるから、精神疾患が齎す音や色に対する猛烈な不安感・強迫感がとてもリアルに描かれていると思う。
まだ全然進んでないけどマルチエンディング3つしかないから、全部見てみたいなあ